読み書きの英語なら自信のある人もひとたびリスニングとなると自信のなくす人はけっこう多いようです。しかしながら、日本の受験生がリスニングに弱いのは考えてみれば当たり前のことです。いつどこで誰からリスニングの方法や秘訣を教わりましたか。それどころか、単語を覚えるときも構文を覚えるときも、いつも自分が覚えるのに都合のいい言葉を使ってきました。いわゆる、カタカナ英語です。私なんかは中学生の頃f friend と言う単語を「フレアイエンド」と覚えていました。そうしないとスペルのiをeと間違いそうになるからです。これはちょっと極端な例かもしれませんが、多かれ少なかれ誰も皆、カタカナ英語を使いながら英語学習を進めてきました。その結果一流大学に入った人は入ったわけです。しかし、正しい英語の発音もリズムも学んではいませんから、リスニングができない、もしくは苦手なのは当然と言えば当然の話です。その日本の大学受験生に突然雷鳴のごとく轟いたのが「リスニングテスト配分100点」の報せです。
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すべて表示今日までコツコツと単語帳とにらめっこしながら、電車の中で、時には歩きながら受験の必須単語を覚えそれなりの点数を取ってきた人にとって、共通テストに於いてリスニングテストの配分が筆記と同じく100点になったなどとはあまりにもご無体な話。リスニングなんて僕苦手なんだよー、と言う人はけっこう多いはず。そもそもリスニング力を伸ばすにはどうすればいいのか。先生は言う。毎日英語を聞きなさい。でも、いくら聞いても
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先日ある受験教育機関による、共通テスト英語リスニング問題の解説をyou tubeで見つけたので見てみました。そして驚いたことがあります。その英語リスニングテストの解説というのは、ネイティブの読む英語が聞き取れたという前提で行われていたからです。なるほど、大学の入学試験ですから、仮に問題を聞き取れたとしてもそこから、例えば文法の知識がないと解けなかったり、時にはひっかけ問題があったりすることもあるで
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